幼児教育ブログ

何回かにわたり ピグマリオン学育研究所の顧問 石井氏の文章 を載せます  第3回 - 2

その一つ目は、果たして今の学校現場が、英語早期化に対応できるかという点です。ご承知の通り、小学校の教員になるには英語は必要ありません。これから、限られた時間に研修などを行い、最低限の知識を習得することになります。英語教育では日本の先を行く韓国や台湾では、相当な数の教員を海外留学させたり、英語の専門放送局を政府が作ったりと、政府のバックアップ体制が強力です。わが国では、一部の自治体で積極的な取り組みが見られますが、全体としては、この先には現場の教員に相当なしわ寄せが行き、成果も十分に見込まれない可能性があります。

落とし穴として懸念される二点目が、英語を習得すればそれだけで「グローバル人材」になると勘違いしてしまうことです。確かに、英語は国際共用語であり、話法として最初に結論を述べたり、はっきりとした意見表明をしやすい言語です。しかし、語学としての英語はあくまでただのskillでしかありません。人工知能(AI)の急速な発達で、スマートフォンがあれば通訳もいらない時代がほぼやってきています。その意味で、「英語を学ぶ」だけでは意味はなく、「英語を通じてグローバル社会を学ぶ」のでなくてはなりません。

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