ピグマリオン導入ぎんのすず保育園


ピグマリオン本部には、日本各地の保育園や幼稚園から、ピグマリオンメソッド導入のお話をたくさんいただいています。2013年にその第1号として、ピグマリオンメソッドを用いたユニークな授業を行う保育園が大阪に誕生しました。

大阪市阿倍野区天王寺町にある、こどもの園ぎんのすず保育園(希代典子園長)です。

ピグマリオンメソッド導入のきっかけや、独自の取り組みとその成果を、希代園長先生に語っていただきます。

子どもたち全員に賢くなってほしい ピグマリオン導入のきっかけ

ぎんのすず保育園希代園長先生

ピグマリオン: はじめに、ピグマリオンメソッドを導入されたきっかけをお聞かせください

希代園長先生: 私は、ぎんのすず保育園でお預かりする子どもたちのことを「日本を背負う宝」だと思っています。そして、子どもたち一人ひとりが未来を担う人材として羽ばたけるように、理想の幼児教育とは何かを常に考えています。そのために、あらゆる天才児教育の本を読破して、様々な教育法を取り入れてきました。

ピグマリオン: その中に理想の教育法はありましたか?

希代園長先生: ぎんのすず保育園が目指すのは、頭の良い子を育てることです。頭の良さというのは学歴や偏差値ではなく、的確な判断力、自己表現がしっかりでき、人とのコミュニケーションがスムーズに行えること、そして常に新しいことに取り組み、吸収していく能力があることだと考えています。そのためには、一つの能力だけを高めるのではなく、様々な能力を同時に育てる教育法を用いることが理想です。しかし、今まで取り入れてきた教育法の中には、そこまで考えられたものはありませんでした。

ピグマリオン: そこで、ピグマリオンとの出会いがあったのですね?

希代園長先生: 今年に入り、たまたまピグマリオン導入教室があるという話を聞き、伊藤先生の講演会に参加してみました。その時に「初めて見る問題を解く能力をつける」という言葉に感銘を受け、すぐにピグマリオンメソッド導入を決めました。



先生方の独自の工夫と熱意

大きなヌマーカステン
先生方の独自の工夫 大きなヌマーカステン

ピグマリオン: 導入を決めて、たったの2ヶ月で研修を終えて授業をスタートされました。

希代園長先生: はい、今年の春先から研修を始めました。もちろん、最初は不安もありましたが、先生方の独自の工夫と熱意のおかげもあり、たったの2ヶ月でピグマリオンの授業をスタートすることができました。

ピグマリオン: 先生方が独自の学具を開発されています。

希代園長先生: ピグマリオン教室の少人数レッスンとは違い、ぎんのすず保育園は多人数のレッスンなので、学具の中にはそのままでは使えないものもありました。

ピグマリオン: 大きなヌマーカステンを見れば、みんなで学べるように工夫されているのがよくわかります。

希代園長先生: ピグマリオンを導入した最初の頃は、生徒の年齢も違いますし、レベルもバラバラで指導するのが大変でした。簡単な点描写でさえ、なかなかできない状態だったのです。そんな大変な状況の中で、先生方が努力と研修を重ね、独自の学具まで開発して指導にあたってくれました。

ピグマリオン: 先生方の努力は、子どもたちへの愛情ゆえでしょうか。

希代園長先生: 先生の姿勢や子供への言葉は、先生の想い(愛情)の体形化です。ぎんのすず保育園では子供を愛し、そして将来立派な大人へと育つ幼い命に敬意を払い、「愛敬」の精神に基づいて保育をしていますが、その精神はどのような場合でも変わることはありません。ピグマリオンでの指導をきちんと軌道に乗せてくれた先生方は、まさしくその想いを体系化してくれたのだと思っています。



2才以上の子どもたちが、全員ピグマリオンで学ぶ

みんなで学ぶ
ピグマリオンで学ぶ子どもたち

ピグマリオン: ぎんのすず保育園では、どのような授業をされているのですか?

希代園長先生: ぎんのすず保育園は、0才から6才までの子どもをお預かりしています。子どもたちには、年齢に合わせてあらゆる才能の基礎作りとなる教育を与えられるように、「立腰教育」を基本として様々なカリキュラムを導入しています。

ピグマリオン: その中にピグマリオンの指導もあるのですね。

希代園長先生: ぎんのすず保育園では、2才以上の子どもたち全員がピグマリオンで学んでいます。基本はクラス全体での取り組みですが、朝や夕方は個別のレッスンも行っています。

ピグマリオン: 子どもたちの反応はどうでしたか?

希代園長先生: 最初にピグマリオンを始めたときは、子どもたちが「ピグマリオンは面白い」と言って飛びついてくれました。今では、子ども同士でゲームのように競いながら学んでいます。朝と夕方に自習の時間を設けていますが、そこでも主役はピグマリオンです。子どもたちは楽しく遊ぶような感覚で自由に学んでいます。

ピグマリオン: 子どもたちは集中して取り組んでいますね。

希代園長先生: 普通の保育園なら、子どもたちを静かに座らせることに、3分の1の時間を使うでしょう。子どもたちを何かに取り組ませることは、それほど難しいことなんです。ぎんのすず保育園の教育の柱である「立腰教育」と、ピグマリオンがうまくマッチしてくれたのだと思います。



保護者の方も驚く子どもたちの成長ぶり

保護者の方も驚く子どもたちの成長ぶり

ピグマリオン: ピグマリオンを導入してから、子どもたちは変わりましたか?

希代園長先生: ピグマリオンで学ぶ子どもたちは、確実に力が付いていると実感しています。特に、数に関する能力の伸びは驚くほどです。以前から天才脳や東大脳の本を読み、数学の原理を幼児から教えるための方法をずっと探していたのですが、ピグマリオンメソッドを知るにつれ、これが「原理から教える教育法」なのだと気づきました。

ピグマリオン: 学び以外に気付かれたこともあるそうですね。

希代園長先生: ピグマリオンに取り組む子どもたちを見ていると、いろいろなことに気付かされます。地味でおとなしい子が、わからない子に教える姿を見て、その子にそんな一面があったということを初めて知りました。ピグマリオンを通じて、子どもたち一人ひとりの良さがまた違った形で見えるようになりました。

ピグマリオン: 点描写で、子どもの目の異常にも気付かれたそうですね。

希代園長先生: 点描写をやらせるといつもグチャグチャになる子どもがいたのですが、どうも手元が見えていないようで、保護者の方も目のことを気にしておられました。検査してみると、目の異常だったということがわかったんです。点描写をやらせていなければ、異常に気付くことはなかったでしょう。その後は、点描写もきちんとできるようになりました。

ピグマリオン: 保護者の方の反応はどうですか?

希代園長先生: 子どもたちの短期間での成長ぶりに、「これが自分の子どもなのか」と驚かれることも多いですよ。ピグマリオンを導入してから、保護者の方の意識は確実に変わっています。今では親のほうが引きずられる感じですね。これからは宿題も出して、保護者の方にもピグマリオンの取り組みを認識してもらおうと思っています。



今年の保育テーマは「ハッピーチルドレン」

希代園長先生子どもたちと共に
希代園長先生 子どもたちと共に

ピグマリオン: 今年の保育テーマは「ハッピーチルドレン」だそうですね。

希代園長先生: ピグマリオンを導入して、子どもたちの能力を開花させるきっかけを作ることができました。ぎんのすずで学ぶ子どもたちは、全員が未来を担う人材になってほしいと願っています。でも、そのために子どもたちを苦しませるのではなく、みんなで楽しく学んでほしいのです。一人ひとりがハッピーになれば、周りの人たちも幸せになります。ぎんのすず保育園にとって、ピグマリオンは楽しく学んで能力を伸ばせる理想の教育法ですね。

ピグマリオン: 子どもを成長させるための秘訣はあるのですか?

希代園長先生: 子どもたちはそれぞれ違います。同じ物差しで評価することはできません。昨日より一歩前進すれば、ちゃんと認めてあげることが大事です。まず、一人ひとりの個性と能力の違いを認めて、「褒めて認めて、やる気を伸ばす」ことが、子どもたちを伸ばすための秘訣です。

ピグマリオン: 卒園生から大物が飛び出すかもしれませんね。

希代園長先生: はい、子どもは日本を背負う宝です。ぎんのすず保育園では、それだけの想いをこめて、子どもたちをお預かりしています。この子たちが大きくなったときに、きっと未来を担うリーダーが誕生すると思っています。子どもたちの将来が本当に楽しみです。



ぎんのすず保育園

ぎんのすず保育園

ぎんのすず保育園

http://www.ginnosuzu.jp/

大阪市阿倍野区天王寺町南3-9-28

TEL:06-4301-8700 / FAX:06-4301-2652

対象:産休あけの0歳児~

開園時間:月~金(AM8:00~PM6:00)
※登園、退園の時間は自由です。






ぎんのすず保育園 授業中の様子

ぎんのすず保育園の3才児クラスの様子です。数論理能力の基礎となる1~3までの数を、ピグマリオンの学具「ドット棒」や「ヌマーカステン」を使って学んでいます。